おいしい煮つけになりたい

唐瓜直が何やら日記を書いたり、即興創作(140文字×X+α)したり、メモしたり。というブログ。

【六月のメモ】え、六月どこいったん

おいでませ七月ぅ(六月は仕事と原稿で過ぎ去った)。 ちょっとぐらいどこかに行ってないですかね、とスマホの写真を見返しても近所でみかけた猫の写真しかなかった。 ちょっと一つの長編を長いこと書いていて、一応書き上がったので次に向けて反省すること…

【五月のメモ】久しぶりにガチャガチャを回す

がおー。 六月は何も出来なさそうな気配を感じたのでいそいそと美術館とかに出向く。 しかし行けてないところも多いのだ。弥生美術館とか。 ・大英自然史博物館展 www.kahaku.go.jp 科博は常設展のボリュームがすごいのだけど、夕方に訪れた関係で特別展しか…

【四月のメモ】こんなにも春めいているのだから毎日お散歩したい

・散歩日和 八重桜も落ち始めて桜のは終わりを迎えつつあるけれども、まだまだ散歩がはかどる季節である。どうにも構図が似通っているのは腕の無さである。 見た映画とDVD スパイものとかバディものを見ておこうかなあとDVDを見たり映画を見たり。 SPY/スパ…

【三月のメモ】年度が替わってしまうぞ

花粉症であることを認めて薬を飲むようにしてから、この時期に起こっていたのどのイガイガ→発熱のコンボを避けられているような気がします。 あれは、何らかのアレルギー反応だったのだ……。 とか思ってたら今年も喉の違和感がやってきたのでペラックT錠を常…

【二月のメモ】悪いチョコはいねーがー

いません。チョコは基本的にはきっといいものなので(体質によってだめであったり好みかそうじゃないかは存在する)。 今月の後半に何か書くことが発生したら追記すればいいよね。というゆるい気持ちでメモを書き始めている。 通信環境の更新時期であり、一…

電球頭と交換人

街角に立つ僕の首元ソケットは旧型で、どうしてか頭の電球を付け替えても付け替えてもすぐに消えてしまう。LED電球だというのに。 仕方なく安価な白熱電球を使っているけれど、これはこれで相性が悪いのか数週間でぷつりとつかなくなってしまう。いくら体系…

【1月のメモ】もう2月の足音が聞こえる

あけてますね。というか月も変わりそうです。本年もよろしくお願いいたします。 なんか気が付けば月末です 梅やら早咲きの桜やらが咲き始める季節です。春も近い。でもまだまだ寒さも残りそう。 今日見たところだと、桜の木にメジロはまだ来ていない様子。タ…

【12月のメモ】メモできることがない

美術館とか行けばよかった。 忘年会や、クリスマスに後輩氏に誘われて男二人で上野の居酒屋で酒を飲む、なんていうイベント以外記載することがないのであった。 年を取ったもので酒に酔いやすくなった気がする。健康のためにも控えようと思ってはいるのだけ…

失敗しているのかもしれない

寒い冬の日に、三輪の自転車をこぐおばさんがゆったりとした呼び声を上げていた。 「アロエェーぇ、アロエー」 見れば後部のかごには山のようなアロエ。一鉢載せているだけなのに、やけにこんもりとしていて、ひどく目立つ。 地元では見たことがない光景だっ…

秋になるたび彼女は

「それでね」と近くの高校のサッカー部員について語るのは幼馴染の月子だ。 肩にかかる長さの、黒というより濃緑色の髪は赤く染まっている。生活指導の先生に注意されることもある髪だ。一年の時は僕が説明に駆り出されて大変だった。 月子の髪は葉っぱが紅…

【11月のメモ】西の方へ行ってきた

京都とか奈良へ行ってきた ちょっと行く機会があったので西へ。 寺社仏閣と紅葉と観光客とカップルを見る旅であった。この時期の京都は行くべきではないのだ……(人ばかりである)。 ちょっといったことがない辺りを歩こうと宝ヶ池方面へ。 なんか格好いい馬…

2016年の首なし騎士

吾輩が首なしの騎士となってしまってからどれほどの時が過ぎただろうか。五年くらいだろうか。吾輩、まだまだ新入りである。 デュラハンではない。馬車はなく、死亡宣告もできない。首を小脇に抱えた小粋な騎士。それが吾輩である。ちょっと韻を踏んでみた。…

【10月のメモ】一年たつらしいけど有効活用はできていない

ブログを初めて一年がたったよ。という連絡をいただくが活用できていない。もうちょっと何か書くことがあればいいのだけれど。 日々撮りためている寺猫、野良猫写真を公開すればいいのだろうか。なお、本日の目撃数は三匹であった。最大は二十数匹(歩く先歩…

廃材と少女のダンス

「これ捨てておいてくれ」 そう先輩に頼まれたのはずぶぬれになった機材だった。ギター、ベース、キーボード、ドラムセット、アンプ、マイク―― 「ああ、水没シーンの。これ、もう使えないんですかね」 「ダメだろ。普段使ってるものじゃないらしいしな。お前…

【九月のメモ】さよならセプテンバー、清い関係だったね

先月と同じで何もしてない月であった。おかしい。いや、幸せのパンケーキを食べに行ったりはしたのですが、月に数度の甘味は平常運転なので。 涼しさを感じる日も増えてきたのだけど時折セミが鳴いていた。「お前もう嫁さん見つけられない時期なんじゃあ」と…

夏の抜け殻

昼休み。会社を抜け出して近くの居酒屋でやっているランチを食べて会社に戻ってきた。汗をかいてしまっているから、事務所内の冷たい空気が気持ちいい。 午後の仕事を始めてすぐ。突然セミが天井で鳴き始めたので、騒然となった。 窓を開けたわけでもなく、…

【八月のメモ】八月なんてなかった

何もしない月であった。今展覧会って何やってるんだろうか、という感じで情報収集もしていない。 あったのはモバイルルーターのご懐妊とPomeraの不調などである。 モバイルルーターは二年契約なのだけど、どうもまずかろうというバッテリーの膨らみ具合だっ…

今まで見守ってくれてありがとう

近隣に「頭おいてけよ」という変質者が出るという。出会ったらどうしようかと思っていたのだけど、今日の夕方、暗がりから声をかけられた。「頭、おいてけよ」その言葉に驚くでも恐怖を感じるでもなく、自然と髪をかき上げて首をさらけ出していた。「どうぞ…

【七月のメモ】フルーツサンド欲は満たされたのか

・金魚祭り 買うわけじゃないしと遠巻きに眺めるくらいしかしてこなかった。すみだ水族館の金魚ゾーンに行こう。まじまじと見たい。 ・フルーツサンド欲 生きていればフルーツサンド欲の高まりというのが誰にでもあっていつの日か爆発するのだと思っていた。…

【六月のメモ】とくに、語るべきこともない

暑くて溶けてしまいます。まだ夏じゃないっていうのに。 今日は久しぶりに三時間歩きっぱなしとかやってみたけれども、気を付けないと溶けてアスファルトのしみになってしまうので給水とかは怠らないようにしたいものである。 展覧会関係 www.vanilla-galler…

日常に名残を探す

アイロンをかけ終えた後、何秒経てばあなたの体温になるのかわからなくていつも袖を通すタイミングがわからない。結果はたいてい二通りで、熱いか冷たいか。それは火にくべられている最中か、空気と同じ体温で、どちらにせよあなたは死んでしまっている。生…

打検の音が今日も聞こえる

打検の技術者として生きてきたが、新規工場を立ち上げるということでヘッドハンティングを受けた。誘いを受けた結果、給料は増えるし時間も短くなった。音は主に二種類。甲高い音と、似ているけれど少し不協和音が混ざっているような音。聞き分けるのは簡単…

五月も終わるのでメモ

若冲SFが流行っている五月ですが、僕の中では残業が流行っていて日々仕事早く終われというローテンションで生きていたりする。なんだ今年の仕事量……。 行った/行きたい展覧会とか caravaggio.jp カラヴァッジョ展、どうにかいけないかしら(行きたい)。 www…

食べごろのまま、この先もずっと。

創作人物に人権を。声高に叫ぶ老若男女は日に日に数を増してしまって、今では表に出ることさえできない。そういえば先輩作家の一人は廃業したという。彼はミステリ作家でたいてい人が死んだ。開始一行目から無残に死んだこともある。僕はどうしようか。カニ…

過ぎ去った四月のメモ

例年この時期は繁忙期とはいえ、今年度はなぜこんなにも仕事が忙しいのか(解せぬ)。 PARIS オートクチュール 世界に一つだけの服 |三菱一号館美術館(東京・丸の内) 四月中にオートクチュール展には行けたのだけど、平置き展示だったり後ろ側が見れなかっ…

最近流行りの盆栽ガール

「水原結ですよろしくお願いします」そう挨拶した新入社員の水原さんの頭上には桜の花が咲いていた。流行りの盆栽ガールである。社員一同で困惑する彼女を囲んで花見に興じた。22年物かなんて口にしつつ。だけど翌日には花びらは散ってしまった。僕たちは通…

くるぶしは春の季語

春なのに気が重く俯いていたら、女性のくるぶしが目に入った。今まで気がつかなかったがくるぶしは時々ポロリと落ちるらしい。彼女が落としていったそれを拾い上げ、甘い匂いに思わず口に運ぶ。瑞々しく歯ごたえがあって美味い。彼女のくぼんだ足を思い出し…

三月の雑記。花冷え。

陽射しは暖かいけど風は冷たくて、コートの処遇に悩む時期。 桜でも見ようかと小石川後楽園へ出たのだけど、週の中ごろから気温が下がったからかまだ満開には遠い感じだった。いちおう馬場桜はほぼ満開だったのかな。写真撮り忘れたけど。 四時間ほどの散歩…

ガラス細工と魔女狩り

www.teien-art-museum.ne.jp 雨の降る中友人に誘われて白金のほうまで行ってきたわけで。 とりあえずフレンチトーストもぐもぐ。デニッシュ生地のフレンチトースト。もちもち。きな粉と黒蜜ソース。ここは以前もフレンチトーストのお店だったわよね、と思い…

帰郷

加熱されても発芽できるように、さらには生命力旺盛になるよう大豆は改良された。節分。撒かれた豆が芽吹き天に向かって伸びる。ビル群を破しながら。日本は巨大な蔓に囲まれた密林へと瞬時に姿を変えた。もうすぐ一部が月に届くらしい。倒壊した社屋から抜…

将来の夢は学校で使われる備品になることです

佐島さんを見かけた。春ごろに「バレエを習ってるの」って恥ずかしそうに笑っていた彼女だけど、最近は学校に来ていない。「うまく回れなくって。つま先をコンパスみたいにしなさいって」佐島さんは路上で回っていた。くるくると、つま先をとがらせて。コン…

年が明けていた

今年の目標はブログの更新を頻繁にすることでどうだろう(出落ち)。 書かなきゃと思いつつもう二月なのである。普段の生活で書くようなことがあまりないのだ……。 冒頭の目標はわきに置いておくとして、新しいネタを考えて、書けるものを書いて、書きあがっ…

消費期限:開封後3日

コンビニで売っている愛は量販店の洋服のようなもので、街中で見かけるとすぐ気づいてしまう。道路の向こう側、信号待ちをしている男性と愛がいた。購入時期が近いのかそっくりだ。交差点ですれ違う俺と彼と愛二つ。ふと俺の隣に立つ愛のほうが可愛く思えた…

キノコとタケノコもいつか生えるだろう

君はポケットに残ってしまうような些細な燃えるごみを植え込みに捨てる人だった。僕は両親からそういう教育を受けていなかったので驚いたけれど、「土に返るなら燃やすよりいいんじゃないかしら」という言葉にあっさりと言いくるめられた。なるほど、たしか…

おまえは今まで聞いた物語の話数を覚えているのか?

昔のことだ。僕がまだ子供のころのこと。 流れの百物語一座が来るというので、町内会は盛り上がっていた。もちろん僕の家も。父さんと母さん、それに妹。家族で近所の神社に張られた巨大な赤テントに入ると、隣の佐々木さんとか、久美ちゃん家もすでにきてい…

金沢旅行に出ていた

休暇の取得が秋までずれ込んだけど金沢に旅行に行ってきた。 新幹線が開通したことと、ポスターの写真がよかったこともあり行き先を金沢に決めた。そう、ポスターだ。その存在を今この瞬間まで忘れていた。僕の脳みそはところてん方式で、古いものを覚えてお…

銀杏取りの朝は早い

今日から一週間、町内会で決められた街路樹当番だ。僕はこの当番が好きだった。父や母は仕事で忙しいから、代わりに僕が街路樹になる。樹になっている間はぼんやりしていていいし、学校も休みだ。でもこの時期のイチョウはやだな。この時期は朝からおばあさ…

定形外にもほどがある

「あたし本当は手紙なのよ!」幼馴染の彼女が唐突なことを言うのはいつもの事で、幼かった僕はそれに付き合っていた。「未来にも出せる?」「あたりまえでしょ!」じゃあ、と15年後の僕に届くよう願った。翌日彼女は行方不明になった。もう少しで約束の日。…

目覚める

理想の女性が店先にいると思ったらマネキンだった。女物の洋服を扱う店だったけれど足しげく通った。誰だって自分の好みの店員がいればその店をよく利用するだろう。そうこうしている間に季節が変わってマネキンも変わってしまった。仕方なくマネキン買いし…

アップデートが求められる

超有能なスーパー新入社員がいま、わが社の業績を支えている。高性能AI搭載自立学習型アンドロイド山田君は月給17万円で年中無休働き続けるナイスガイだ。ATOK搭載で関西弁もばっちりである。しかし、彼はいまだにISDN回線しか使えなくて、重たいファイルの…

輝く人

クリーニングに彼女を出す。なんでも洗いますと書いてあったからだ。彼女は薄汚れて駅前のベンチで横になっていたが、磨けば光るとすぐにわかった。一週間後に取りに行けば、彼女は見違えるほどに美しくなっていた。「次からはプレミアムコースがいいですよ…

月までの助走

ベンチに腰掛けていたら、前を通ったカップルが俺のほうを見た。何かおかしなところがあるだろうかと思ったが何のことはない。隣のベンチに家なしの老人が一人、ダイナミックな寝姿で横になっているのだ。エビ反りのような姿勢で、背中と座面には隙間ができ…

後日、似顔絵大会をしたらみんなカボチャを描いた

仮装でごった返していたはずの渋谷も翌日の朝には一度その騒ぎ終えて、静かなものだ。大学の連中も帰ってしまった。目の前の山田だけを残して。俺も帰ってもよかったのだけど、カボチャのかぶりものをしたこいつが電信柱によりかかったまま、カラスについば…

Cになれば見えなくなる

向かいに座る彼女をドーナツの穴越しに眺めてみた。「何が見えた?」「君と、幸せそうな俺かな」彼女はほっとした様子で、オールドファッションを一口。ドーナツ越しに未来が見えるなんて戯言を信じてくれた君が好きだった。ドーナツホールがCに変わる。君が…

とりあえず引っ越しました

Tumblrからはてなブログに引っ越してみました。一週間の住処でした……。 テンプレートデザインは同一なので、そこまで違和感がないと思いたい。 移行作業はエクスポート→変換の流れが面倒な気がしたので、手作業で。とりあえずしばらくははてなブログを使って…

譲ってあげる

霜柱を踏みながら小学校に通うのが好きなのだけど、最近は先客に踏みにじられた跡だ。犯人は知ってるんだ。バス停に立っていたお姉さんだ。白い靴がふやけて、土汚れがにじんでいた。僕は知ってるんだ。あの人が泣きそうになりながら、霜柱を踏んでることを…

承認欲求

刀鍛冶が作の出来映えを知りたくて、出入りの商人、果ては妻娘まで切り裂いてしまった。とらえられた彼はその最後の一振りでの打首を望んだのだが、処刑人の腰が引けていけない。縄をはずせ、刀をよこせ。戸惑うあたりをよそに処刑人はいわれるがまま。男は…

月に向かう流星を見たんだ

ジェットコースターがレールを外れ月に向かって飛び出した。メンテナンスエンジニアの仕業だ。彼はこの遊園地が好きだった。もうすぐ廃園になるけれど子供のころから通っていた、大切な場所だ。記憶の中にだけでもここが残ればいい。それが月に行くコースタ…

ネズミ算式に増える

収納を増やそうと買ってきたのはプラスチック製の引き出しだ。四段もあれば足りるだろうと、さっそく一番下の引き出しを開ける。特に取説もない完成品を買ってきたのだが入っているものがあった。折りたたまれた布のようなものだ。一体これは何かと思い出し…

アルミ缶を潰すそれに似ている

救命用の浮き輪から手を離す。これで君は助かるだ。なのに沈む僕の手をつかんだのは残してきたはずの君だった。そういえば船に乗る前に言ってたっけ。「海の底には白く光る街がある」って。不思議なほど静かな海中を、君と固く手を結んだまま沈んでいく。白…

記事の転載等はご遠慮ください。